「明日も頑張らなあかん」って、今思ってるやろ?
せやけど、なんやろな、その「頑張らなあかん」が、
SNSを開けば、キラキラした誰かが「今日も朝活!」「
自分だけ立ち止まってるような気いして、心がザワつく。
ほんまはちょっと休みたいのに、休んだら負けみたいに思ってた。
でもな、そんなとき、
「のんびりした奴が最後に笑うんやで」
当時は意味わからんかった。でも今なら、わかる気いするわ。
今回は、そんなオカンの金言で、
焦らんでええ。“のんびりした奴が最後に笑う”って、オカンは決めてたから
頑張りすぎてるときほど、人は“自分を疑う”
「頑張る」って、ええことのはずやねん。
でもそれが「頑張らなアカン」に変わると、とたんに苦しなる。
特に真面目な子ほど、自分にムチ打ってまう。
「ちゃんとしてへん自分」が許されへん。
どこかでミスしたら、「全部自分のせい」って思ってまう。
でもオカンは、そん時にこう言うたんよ。
「焦って早よ仕上げたもんほど、あとでほつれ出んねん。
縫いもんと一緒や。丁寧に針通してたら、そら時間かかるけど、
ほんま、その通りやと思う。
焦って作った未来は、どっか弱い。
せやからこそ、「のんびり」には意味があるんよ。
オカンの金言エピソード:「なんであんたは毎朝走ってんの?」の一言で我に返った朝
社会人1年目のときや。
とにかく「できる新人」にならなアカン思て、毎日5時に起きて、
朝ラン、読書、メールチェック、笑顔の挨拶…全部「完璧」
でもな、ある日、家に帰ったとき、
「なぁ、なんであんた毎朝走ってんの?」
「え?健康のためやけど…」って答えたら、オカン、
「ちゃうな。置いてかれる気してんねやろ?」
ぐさぁぁぁぁああああって、きた。
図星やった。
別に走るのが好きなわけでも、筋トレしたかったわけでもない。
“あいつよりも先に成長せな”
“できるって思われな”
そんな焦りが、毎朝走らせてたんや。
オカンは、ちゃぶ台拭きながらこう続けた。
「うちはな、あんたが10分遅れても、
必死の顔して、どこに行こうとしてんの?」
…それから、朝ランやめた。
代わりに、トースト焼いてコーヒーいれて、
「今日雨降るんやな~」って、そんな時間を過ごすようになった。
そしたら、会社で表情、変わったって言われたんよ。
「最近、ええ顔してるやん」って。
「明日も頑張る」やなくて、「明日も笑える自分でおろう」でええやん
じゃあ、あんたにできることってなんなん?
焦る自分を責めるんやのうて、“のんびり”を許すことから始めて
ここに、ちょっとした実践ヒント、置いとくな。
小さくても「自分を緩める習慣」
- 寝る前の深呼吸:肺の奥まで空気入れて、ふ~って吐く。
これだけで変わる。 - 今日の“ええとこ探し”:「笑えた」「うまいもん食べた」「
ちょっとでも休めた」…それで充分。 - “できてない自分”にもツッコミ入れたる:「今日も寝坊したわ~
でもそれがなんなん?」ってノリで。 - スマホ置いて、空見てみる:雲の流れ、季節の風、
めっちゃ大事なもん、見逃してたで。
そして最後に、オカンの言葉をもう一回、心に刻んでな。
「のんびりした奴が最後に笑うんや」
これ、慰めちゃうで。
人生、長いんやから、せっかちな奴ほど途中で息切れするんや。
ゆっくりでも、にっこり笑うて最後まで行けたら、それが勝ちや。
「焦るな」って言われても焦るんよ。でも…
焦るなって言われても、焦るときは焦る。
わかる。それが人間や。でも、そんなときに思い出してほしい。
「焦らなあかん」んやなくて、
「焦らんでも、ちゃんと自分のペースで育ってる」って。
たとえば桜は春に咲くけど、ひまわりは夏やろ?
どっちが早い遅いなんて関係ない。
どっちも「ええタイミング」で咲くんや。
あんたも、それでええねん。
今はまだ、咲かんでええ。
咲いたとき、ドーンと咲けたら、それでじゅうぶん。
もし、今この瞬間も「頑張らな…」って思ってるんやったら、
ちょっとだけ深呼吸してみ。
そして心の中で言うてみ?
**「オカン、今日ものんびりしてええか?」**って。
たぶん、返ってくるで。
**「そんなん決まってるやん。
【免責事項】
※本記事は、
心の不調や深刻な悩みを抱えている方は、
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