感情のコントロール？ オカンは“怒ったら寝る”でリセットしとったわ”って話

ほんまはしんどいのに、「まだやれる」「もっとやらな」って、自分の心にフタして無理してへん？

そんなとき、どうしてもイライラしたり、怒りがこみ上げてきたりすること、あるやん。でも、その感情すら「こんなん感じたらあかん」って押し込めてしまいがちやけど、実はそれが余計にしんどさを増やしてるんや。

うちのオカンは、昔から「怒ったら寝とき」ってよう言うてた。

最初は「そんな単純なことでええん？」って思ってたけど、大人になった今、その意味がよう分かる。怒りやモヤモヤで頭がいっぱいのときは、考えても考えても余計にぐるぐるしてしまう。でも、一回寝てみると、朝には「あれ、なんであんなに怒ってたんやろ？」って思えることも多いんよな。

寝ることで、心も体もリセットされて、感情の嵐がちょっと静まる。無理にコントロールしようとせんと、「今日はもう寝よか」って自分に許してあげることが、ほんまの意味で自分を大事にすることやと思う。

この記事が、今ちょっとしんどいなって感じてるあんたの心に、そっと寄り添えたらええな。

自分の心にそっと耳を傾けてみて

なあ、最近、職場でも学校でも、なんや知らんけどプレッシャー感じてへん？

「ちゃんとせなアカン」「みんなみたいに頑張らな」って、気づいたら自分にムチ打ってること、ない？

スマホ開いたら誰かが「昇進しました」とか「新しいこと始めました」って自慢げに投稿してて、「自分も何かせな…」って焦って、周りがどんどん前に進んで、自分だけ取り残されてる気がして、胸の奥がモヤモヤする。

ほんまは、ちょっと立ち止まって深呼吸したいだけやのに、「そんなこと考えてる自分は弱いんちゃうか」って、つい自分を責めてしまう。

でもな、ちょっと立ち止まって考えてみてほしいんよ。今の自分、ほんまに大丈夫か？　無理して笑ってへんか？　「まだ頑張れる」って思い込んで、心の声を無視してへんやろか？

大人も子どもも、誰でも「しんどい」って感じる瞬間はある。けど、そのしんどさにフタしてしまうと、気づかんうちに心がすり減ってしまうもんや。

「ちゃんとせな」って思う気持ちは、あんたが真面目で優しい証拠や。でも、頑張りすぎて心が壊れてしまったら、元も子もないやろ？

せやから、この記事を読んでる今だけでも、自分の心にそっと耳を傾けてみてほしい。「ほんまはどうしたいんやろ」「今、どんな気持ちなんやろ」って。

ここから先は、そんなあんたの心がちょっとでも軽くなるようなヒントを、オカンの知恵と一緒に届けるで。まずは、深呼吸して、肩の力を抜いて、ゆっくり読んでみてな。

自分の感情は、自分で操る

「しんどい」って思っても、「いや、もっと頑張らな」って、自分の気持ちを押し込めてしまうこと、ない？

周りに迷惑かけたくないとか、弱音を吐いたらあかんって思って、無理して笑ってみたり、平気なふりしてみたり。でもな、心ってそんなに強くできてへん。押さえつけてばっかりやと、ある日突然、バキッと音を立てて折れてしまうこともあるんよな。

「気合いでなんとかなるやろ」って思ってた時期もあったけど、ほんまは心も体も、ちゃんとメンテナンスせなあかん。車やったらガソリン切れたら止まるし、スマホも充電せな動かへんやろ？

それと同じで、心にも休憩やご褒美が必要なんや。でも、真面目な人ほど「まだいける」「もっと頑張れる」って、自分にムチ打ってしまう。ほんで、気づいたときには、もう立ち上がる元気もなくなってたりする。

そんなとき、ふと思い出すのが、うちのオカンの姿や。

オカンはな、どんなに忙しい日でも、イライラしたり落ち込んだりしたら、「ちょっと一人にしといて」って自分の機嫌を自分でとる達人やった。

誰かに当たったりせんと、自分で自分の心をなだめる方法を、ちゃんと知ってたんや。
「怒ったら寝る」「しんどい時は甘いもん食べる」「泣きたい時は思いっきり泣く」――そんな風に、感情を無理に抑え込まず、ちゃんと受け止めて、自分でリセットする。

その姿を見て、「ああ、心ってこうやって守るもんなんやな」って、今になってようやく気づいたんよ。

ここからは、オカン流の“感情のコントロール術”を、ちょっとだけ紹介するで。もし今、心がしんどいなって感じてるなら、オカンの知恵がきっと役に立つはずや。

思春期のモヤモヤとオカンの沈黙

中学生のときや。思春期ど真ん中で、毎日なんかイライラしてて、学校でも家でもモヤモヤが溜まってた。

その日も、なんや知らんけどオカンにちょっと小言言われて、心の中の糸がプツンと切れてもうた。「うっさいねん！ほっとけや！」って、普段なら絶対言わんようなキツい言葉をぶつけてしもた。

オカンは炊飯器の前で、しゃもじ持ったままピタッと動き止めて、こっちをじっと見た。その瞬間、「あ、やばい…怒鳴り返される…」って身構えたんよ。

でもな、オカンは怒鳴るでもなく、ため息ひとつついて、「もうええわ」ってだけ言うて、さっさと自分の部屋に行って布団かぶって寝てしもた。

その背中見て、なんとも言えん気持ちになったわ。怒り返されるより、静かに寝てしまうオカンの方が、なんか怖かった。自分のイライラが一気にしぼんで、胸の奥がズキズキした。

「ああ、やってもうたな…」って、後悔の波が押し寄せてきて、眠れん夜を過ごしたんよ。

オカンの「寝てリセット」のすごさ

次の日の朝、台所から味噌汁と焼き魚のええ匂いがしてきた。

「昨日のこと、まだ怒ってるんちゃうか…」ってビクビクしながら食卓についたんやけど、オカンはなんもなかったみたいな顔で「ご飯できてるで」って言うてくれた。

食べながらも、こっちは気まずくて下向いてたけど、ふいにオカンがぽつり言うた。
「あんたな、怒ったときは寝たらええねん。寝て起きたら、たいていのことはどうでもよくなるから」って。

その言葉が、なんか胸にじわっと染みてきた。無理に怒りをぶつけたり、我慢して溜め込んだりせんと、「寝る」っていうシンプルなリセット方法を、オカンは自然にやってたんやなって気づいた。

それからや、「しんどいときは寝てみる」っていうオカン流の感情コントロールを、ちょっとずつ自分も真似するようになったんよ。

イライラも、モヤモヤも、全部寝てリセットできるわけやない。でも、寝て起きたら、心がふっと軽くなることもある。あの朝の味噌汁の匂いと、オカンのやさしい一言は、今でも忘れられへん。

「怒ったら寝る」、それだけで、心がちょっと楽になる。オカンの知恵って、やっぱりすごいなって思う。

感情に振り回されそうな夜は、オカンみたいに寝てみて

あの日のオカンの姿、今でもよう覚えてるわ。

こっちが思いっきりキツい言葉ぶつけたのに、オカンは怒り返すこともなく、静かに「もうええわ」って言うて布団に入って寝てしもた。あのときは「なんやねん」って思ったけど、大人になった今なら、その意味がよう分かる。

オカンはな、怒ってるときに口開いたらロクなこと言わへんって、ちゃんと分かってたんやと思う。感情が高ぶってるときに無理して話し合おうとしたり、言い返したりしても、結局はお互いに傷つくだけや。

ほんまにしんどい時ほど、一回距離置いてクールダウンするのが一番やって、オカンは自分の経験から知ってたんやろな。

その場で感情に任せてぶつかり合うより、「今は寝てリセットしよ」って自分を落ち着かせる方が、よっぽど賢い選択やと思う。あの時のオカンの背中は、逃げてたんやなくて、自分も相手も守るための強さやったんやなって、今なら胸張って言えるわ。

人って、どうしてもイライラしたり、ムカついたりしたら、すぐに何か言いたくなる。でも、怒ってるときに出る言葉って、だいたい後で後悔することが多い。

せやから、そんな時は無理せんと、まずは自分をクールダウンさせる。それができる人って、ほんまに強いと思う。

「怒ったら寝る」――シンプルやけど、心を守るための大事な知恵やで。

オカンに学ぶ、自分の機嫌の取り方

心のケアは、実は自分の手の中にあるんやで。

オカンがよく言ってた「自分の機嫌は自分でとる」って言葉、最初はピンとけえへんかったけど、大人になってその大事さがよう分かるようになった。誰かに頼るのももちろん大切やけど、結局は自分がどう感じて、どう向き合うかが一番やと思うんよな。

感情を無理に抑え込まず、自分のペースで気持ちをリセットすること。これが、長い目で見たら心の健康につながるんや。たとえば、しんどいときは思い切って休んだり、好きなことに没頭したり、自分を褒めてあげたり。

ちょっとしたことでええから、「自分の面倒は自分で見る」って意識してみてほしい。

もし「自分の機嫌をどう取るか分からへん…」って日があったら、オカン流の“テキトー”な心のリセット法を試してみてな。
【頑張るなって言われたら不安？ せやからこそオカンは“テキトー”を教えてくれたんや｜力を抜いて生きるための話】では、もっと気楽に、力を抜いて生きるヒントを紹介してるで。

肩の力を抜いて、自分の心と上手に付き合う方法を、ぜひ読んでみてな。

自分の人生の主役はあんた自身やで。自分の心を大切にするコツ、ここから一緒に見つけていこうや。

「怒ったら寝る」以外にもある、感情のリセット法

「怒ったら寝る」、これ、昔からよう言われる感情リセット法やけど、実はそれだけやないんよ。

毎日生きてたら、イライラしたり、落ち込んだり、なんやモヤモヤした気持ちが湧いてくること、誰にでもあるやろ？

そんなとき、「寝て忘れる」だけやと、かえって気持ちがくすぶったまま残ってしまうこともある。

最近は世の中もせわしないし、人間関係や仕事、将来の不安まで、いろんな感情が絡み合って心がパンパンになりがちや。そのまま放っとくと、ネガティブな気持ちがどんどん増幅して、気づいたら抜け出せへん“ネガティブ・スパイラル”に陥ってしまうこともあるんや。

せやからこそ、「怒ったら寝る」以外にも、感情をうまくリセットする方法をいくつか持っておくのが大事やねん。禅の教えでも「今この瞬間に集中する」ことで、心が軽くなり、本来の自分に戻れるって言われてる。

これから紹介するのは、今日からすぐ試せて、心のモヤモヤを晴らしてくれるリセット法ばかり。
「もう感情に振り回されたくない！」と思ったとき、ぜひ一つでも自分に合う方法を見つけて、明日からの毎日をもっと軽やかに過ごしてみてや。

感情に名前をつける

あんた今どんな気分？イライラしてる？なんかモヤモヤしてる？それとも、理由もなく寂しくなったりしてへん？

実はな、その「なんかわからんけどしんどい」って気持ち、放っとくとどんどん大きなって、気づいたら自分でもコントロールできへんくらい膨れ上がることあるんやで。

せやから、オカン流のおすすめは「感情に名前をつける」ことや。これ、意外とアホらしいくらい簡単やけど、めっちゃ効くんや。

たとえば、「あー、今めっちゃイライラしてるわ」とか「なんか今日は寂しいなぁ」とか、思ってることを心の中でもええし、声に出してもええから、はっきり言葉にしてみて。

これだけでな、不思議と気持ちが整理されて、「あ、今はイライラの時間やな」とか「寂しいタイムやから、ちょっと自分に優しくしたろ」って、感情に流されずに、ちょっと距離を置いて見れるようになるんや。

人ってな、正体不明のモヤモヤには弱いけど、名前がついた瞬間に「なんや、そういうことか」って、ちょっと落ち着くもんやねん。

オカンも昔、「今日はもうしんどい日や！」って宣言して、勝手に自分を許してたわ。それくらいでええねん。無理に我慢せんでも、まずは自分の気持ちにラベル貼って、「今の自分はこうや」って認めてあげるだけで、心がふっと軽くなる。

あんたも今日から自分の気持ちに名前つけてみてや。「今の自分、どんな気分？」って、まずは問いかけてみることから始めてみ。

ほんで、ちょっとでも心が楽になったら、それが自分を大事にする第一歩やで。

ルーティンをあえて崩す

毎日同じことの繰り返しで「なんか退屈やなぁ」とか「気分が晴れへんわ」って思ったことない？

気づいたら、朝起きて、ご飯食べて、同じ道歩いて、同じコンビニ寄って、同じ晩ご飯食べてって、まるでロボットみたいやん。でもな、そんな日常にちょっとした“変化”を入れるだけで、心って意外とリセットできるもんやで。

たとえば、いつも通る道を一本横にそれてみるとか、普段絶対買わへんような変な名前のお菓子をあえて選んでみるとか。コンビニで「今日は新発売のやつにしてみよか」とか、帰り道に知らんお店の前で立ち止まってみるとか。そんな些細なことでええねん。

オカンも昔、急に「今日はカレーやめてシチューにするわ！」って言い出して、家族みんなビックリしたけど、なんかそれだけで食卓がワイワイ楽しくなったことあったわ。

人間って、同じことばっかりやってると、心も体も固まってまうねん。でも、ちょっとした“いつもと違う”を自分から作ることで、新しい風が心に吹き込んでくる。

「今日はちょっとだけ冒険してみよかな？」って思うだけで、ワクワクしたり、気分が晴れたりするもんやで。

せやから、あんたも明日から、なんでもええからいつもと違うこと、ひとつだけやってみて。新しい道を歩くもよし、見たことないお菓子を選ぶもよし。

その小さな一歩が、心のリセットに繋がるはずやから、ぜひ試してみてな。

五感をフル活用して“今”に集中する

なんか頭の中がゴチャゴチャして「もう、何考えてるかわからん！」ってなったことない？
気づいたら、過去の失敗とか、これからの不安とか、どうでもええことまでグルグル考えてまうやろ？

そんなときこそ、オカン流の「五感フル活用作戦」やで。

まず、ちょっと深呼吸して、今自分の周りにあるもんをひとつずつ感じてみてや。たとえば、目の前にあるもんをじーっと見て、「このコップ、意外と可愛い形してるやん」とか、「カーテンの色、こんなんやったっけ？」って観察してみる。

次は耳。「今、どんな音が聞こえる？」冷蔵庫のブーンって音やったり、外の車の音やったり、普段気にせえへん音が聞こえてくるはずや。そんで、肌に感じる空気。「今日はちょっと涼しいな」とか、「この服、肌触りええわ」とか、そんな感覚も大事にしてみて。

匂いや味も忘れたらあかんで。コーヒーの香りを深呼吸しながら味わったり、飴ちゃんをゆっくり舐めてみたり。五感をひとつずつ意識して“今この瞬間”に集中すると、頭の中のモヤモヤがスーッと消えていくんや。不思議やけど、ほんまに効くから一回やってみて。

「今ここ」に意識を向けるだけで、悩みや不安からちょっと距離を置けるし、心がリセットされる。

せやから、しんどいときや考えすぎてるなと思ったときは、ぜひ五感フル活用で“今”を味わってみてや。あんたの心が、ちょっと軽くなるはずやで。

誰にも見せへん涙を、そっと流す時間を許す

ほんまは泣きたいのに「こんなとこで泣いたらあかん」って無理してへん？

「大人やから泣いたら恥ずかしい」とか、「誰にも弱いとこ見せたくない」って、グッとこらえてること、ないやろか。

でもな、オカンは昔から言うてた。
「しんどいときは、誰にも見せへんとこで思いっきり泣いたらええねん」って。

実際、オカンも家族の前では明るくて元気やったけど、夜中に台所でこっそり涙拭いてる姿、何回か見たことあるんや。その背中見て、「ああ、泣くことって悪いことちゃうんやな」って気づかされたわ。

涙はな、心のリセットボタンやねん。しんどい気持ちや、溜め込んだストレス、全部涙に流してしまったら、心がふっと軽くなる。泣いたあとって、なんや不思議とスッキリして、「よし、また明日から頑張ろか」って前向けるもんやで。

せやから、無理して強がったり、我慢せんでええ。誰にも見せへん場所で、思いっきり泣いてもええんや。トイレでも、お風呂でも、車の中でも、自分だけの“泣き場所”を作ってみて。

涙が出てくるときは、心が「もう限界やで」って教えてくれてるサインやから、素直にその気持ちを受け止めてあげてな。

泣いたあとは、また前を向いて歩き出せばええ。涙を流すことは、決して弱さやない。それは、自分の心を守るための大事な時間や。

しんどいときは、どうか自分に優しく、涙を流すことも自分へのご褒美やと思って、一度試してみてや。きっと、心がちょっと軽うなるはずやで。

 「当たり前」の中に感謝を見つける

毎日バタバタしてると「なんで自分ばっかり…」とか「もう嫌や！」って思うこと、あるやろ？

でもな、オカンがいつも背中で教えてくれたんは、「当たり前の中にこそ、ほんまの幸せがある」ってことや。

朝起きて、ご飯が食べられる。帰る場所がちゃんとある。誰かが「おかえり」って言うてくれる。これ、当たり前やと思ってるかもしれんけど、実はめっちゃありがたいことやねん。

オカンも、どんなにしんどい日でも「今日もみんな元気で帰ってきてくれて、ありがたいなぁ」って、台所で小さくつぶやいてた。その姿見て、「幸せって、派手なもんやなくて、日常の中にポツポツ転がってるんやな」って気づかされたわ。

しんどいときほど、目の前の「当たり前」に目を向けてみてほしい。
「今日もご飯食べられてる」「布団で寝られる」「LINEで誰かが返事くれた」――そんな小さなことでも、「ありがたいなぁ」って心の中でつぶやいてみて。

感謝の気持ちを持つだけで、不思議と心がじんわり温かくなって、モヤモヤも少しずつ溶けていくんや。

せやから、今日からちょっとだけ「当たり前」に感謝してみて。どんなにしんどい日でも、あんたの周りには、きっと小さな「ありがたい」が転がってる。

それに気づけたとき、心は自然と元気を取り戻していくもんやで。

オカンが教えてくれた“幸せの見つけ方”、あんたもぜひ試してみてや。それが、明日を乗り越える力になるから。

あんたの明日が、少しでも軽くなりますように

しんどいとき、無理して笑ったり、強がったり、ほんまは泣きたいのに「大丈夫や」って自分にウソついてへん？

そんなふうに心にフタをして頑張り続けてると、知らん間に心の中がパンパンになって、ある日突然、何もかもが嫌になってしまうことがあるんや。

「もっとやらな」「まだ頑張れる」って自分にムチ打つのは、あんたが真面目で優しい証拠やけど、心が壊れてしまったら元も子もない。「今の自分、どう感じてる？」って自分の声にちゃんと耳を傾けることが大事やと思う。

感情は押し込めても消えてくれへん。むしろ、無理に抑え込んだ分だけ、あとで大きくなって返ってくる。せやから、しんどいときは「サボる」勇気も持ってええ。

「怒ったら寝る」でも、「泣きたいときは泣く」でも、「今日はもう何もせぇへん」でもええ。自分の心を守るために、ちょっと立ち止まって、肩の力を抜いてみてほしい。

あんたの人生の主役は、あんた自身や。しんどいときは、無理せず自分を大切にしてや。明日は「頑張る」より、「自分をいたわる」一日にしてみて。それが、また一歩前に進む力になるから。

どうか、自分の心に優しくしてあげてな。あんたの明日が、少しでも軽やかであたたかいものでありますように。

【オカンからの手紙】

「毎日ほんまによう頑張ってるな。しんどいときも、誰にも言わんと笑ってるあんたの姿、オカンはちゃんと見てるで。でもな、「頑張る」ことも大事やけど、「自分をいたわる」ことはもっと大事や。怒ったら寝てもええし、泣きたいときは思いっきり泣いたらええ。明日は、どうか自分の心に優しくしてあげてな。」

――オカンより

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