頑張りすぎて、もう無理って思ってるあんたへ
「明日も頑張らなあかん…けど、もうしんどい…」
そう思いながら、ため息まじりにスマホを見てるあんたへ。
このブログは、そんな“限界ギリギリ”で踏ん張ってる人にこそ読んでほしい。
先日な、うちの隣に住んでるおばちゃんと、たまたま立ち話する機会があってな。
社会人1年目の娘さんが、泣きながら会社から帰ってきた夜の話を聞いたんやけど、それがなんや…心に沁みてなぁ。
今日は、その話をあんたに届けたい。
オカンは「白ごはん、ようさん炊いといたで」って
新しい環境に飛び込んで、仕事に追われて、上司の言うことに振り回されて。
誰かに相談しようにも、「甘えてるだけちゃう?」って言われそうで黙ってる。
そんな日々、あるやんか。
「もう無理かも…」って泣いた夜、誰かがそっと寄り添ってくれたら、どれだけ救われるやろな。
この話は、そんな夜の小さな奇跡みたいなもんや。
しんどさを飲み込んで、「頑張らな」って自分を責めてまうんや
その子、新卒で大きい会社に就職して、最初は張り切ってたんやて。
でもな、仕事は思うようにいかへんし、ミスして怒られるたびに自信なくしていってな。
ある日、「おかあちゃん、この会社、私には無理かも…」って泣きながら言うたらしい。
「なんであんた、そんななるまで言わへんかったん?」
おばちゃんはそう言うたみたいやけど、あとでポツリとこぼしてた。
「泣きながら“頑張らな、頑張らな”って…あの子、自分を責めすぎやねん」
その夜、オカンが炊いたのは、特別な“白ごはん”やった
話聞いてな、グッときたんはここからや。
娘さんが泣いて部屋にこもってる間、おばちゃん台所で何かしとったんやって。
大した料理やのうて、ただ白ごはんを炊いてたんや。
でもな、そのごはん、炊飯器2回分も炊いたんやて。
「なんでそんな炊いたん?」って聞いたら、おばちゃんこう言うたんや。
「失敗しても、涙流しても、ちゃんと食べて寝て、明日また会社行けるようにって思って。…せやから、あったかいごはん、ようけ炊いといたんや」
泣きながら、ごはんかきこんでた娘さんの話、聞いてるうちにな、俺も泣きそうになってもうた。
しんどいときは、あったかいごはんと誰かの声が、心の栄養や
生きてたらな、頑張らなあかん場面って山ほどある。
でも、「しんどい」って言うことは、決してサボりでも甘えでもないんや。
むしろ、ちゃんと人生を感じてる証拠やと思う。
あのおばちゃんの言葉が、俺の胸に残ってる。
「ごはんさえ食べられたら、あの子はまだ大丈夫やって思ってん」
それってつまり、“ごはん食べて寝る”っていう、誰でもできそうな当たり前のことが、どんだけ大事かってことや。
あんたも、ちょっと休んでええねんで
がんばりすぎて、泣きそうな夜。
そんときは、無理せんと、”白ごはん”でも食べてみ。
誰もそばにおらんって感じるかもしれへんけど、ほんまは、”誰か”があんたのこと見てるもんや。
頑張らなあかんって、えらいこっちゃ。
でもな、「ちゃんとごはん食べて、寝る」って、もっと大事やで。
しんどいときは、ごはん食べて、寝たらええねん
「明日も頑張らなあかん」って思ってるあんたへ。
今日くらいは、「ようやっとる自分」にやさしくしてあげてな。
泣いたってええ、逃げたってええ。
オカンみたいに、「ほな白ごはん炊いとくわ」って言うてくれる誰かは、きっとどこかにおる。
せやから、あんたはひとりやない。
【免責事項】
※本記事は、筆者の個人的な体験および聞き取りをもとにしたエピソードを通して、読者に寄り添う目的で書かれたものであり、医療的・心理的なアドバイスを目的としたものではありません。必要な場合は、専門機関へのご相談をおすすめします。
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