こんな選び方で、ほんまにええんやろか？
夜中の帰り道、コンビニの明かりが、やたらとまぶしく見える日がある。
「こんな働き方、合ってるんかな」
「そもそも、間違ってへんかな…」
そうやって自問自答してるうちに、スマホを開けば、同級生は結婚して、家建てて、子供もいてる。
「何やってんのやろ」
心の中で、ひとりツッコミしてまう夜。
そんなときに、ふと思い出すんや。
オカンの言葉がくれた自己肯定感
今の時代、「こっちが正解やで」って誰も教えてくれへん。
誰かが言うてくれる時代なんか、とっくに終わったんやろな。
なんでも自分で選ばなあかん、責任も自分。
それわかってても、「間違えたくない」って気持ちがグラグラ揺れる時ってある。
せやから、あの夜のオカンの言葉が、今でも忘れられへんのや。
泣きながら見てた進学先のパンフレットの話
高3の秋、第一志望の大学に落ちてもうてん。
あれだけ勉強して、模試もB判定やったのに、結果は不合格。
枕がびしょびしょになるくらい泣いた夜、今でも忘れへん。
でも、人生は待ってくれへん
滑り止めの大学から、
「おめでとうございます！」の封筒が届いた。
周りは「浪人したらええやん」って励ましてくれた。
けど、こっちはもう心がズタボロやった。
毎日、応援してくれてた人の気まずい顔見るのもしんどくて、ほんま限界やった。
オカンの言うた「間違っててもええんや。堂々としとき！」
そんなとき、台所で鍋洗ってるオカンに、思わず聞いてもうた。
「なぁ…この大学でほんまによかったんかな。なんか間違ってる気ぃして…」
そしたらオカン、鍋のフタをバンッ！って閉めて、背中越しにこう言うたんや。
「間違っててもええんや。堂々としとき！」
びっくりして固まったけど、オカンは続けた。
「人の意見ばっか聞いて決めたことは、失敗したら“あの人のせい”ってなるやろ。せやけど、自分で決めたことは、どんだけ失敗しても“ネタ”にできんねん。」
振り返ったオカンは、眉間にシワ寄せて笑ってた。
目元がちょっと赤かったんも、見逃さんかった。
「自分の人生くらい、自分でツッコミ入れられるぐらいで、ちょうどええんやで」
正解は“あとからついてくる”
結局、自分はその滑り止めの大学に進学した。
知らん土地、知らん人ばっかりやった。
けど、そこで初めて本音で話せる友だちができた。
泣いた夜もあれば、笑いすぎて腹よじれた朝もあった。
今の仕事も、大学時代に出会った先輩がきっかけや。
あの時「浪人してもう一回チャレンジしたら？」って言うてくれた友だちも、今は別の道を歩いてる。
みんな正解を探してるけど、正解は“あとからついてくる”って、オカンは最初から知ってたんやろな。
間違ってもええ、でも「自分で選んだ道」が大事やで
今の時代、正解は人の数だけある。
いろんな生き方や価値観があふれてて、何が正しいかなんて誰にも分からへん。
せやから、「誰かの正解」に無理に合わせるんやなくて、「自分で選んだ道」に胸を張ることが、ほんまに大切やと思うんや。
仕事や恋愛、友だち付き合い
どんな場面でも、”自分で選んだ”っていう実感があると、結果がどうなっても納得できるし、後悔も少ない。
周りと比べて不安になることもあるけど、自分で選んだ道なら、たとえ遠回りしても、それが自分だけのストーリーになる。
失敗したってええ。
”自分で決めた道”やったら、その経験がきっと次の自信につながるはずや。
迷ったら、「どっちがオモロイか」で選んだらええ
人生の選択肢に迷ったとき。
つい「どっちが正しいんやろ」「損せえへんのはどっちやろ」と考えてしまいがちや。
でも、オカンはいつも「どうせやるんやったら、オモロイ方を選び！」って言うてた。
オモロイ方を選ぶと、結果がどうなっても自分の経験値になるし、後悔も少ない。
失敗しても、「あの時、オモロそうやったからやってみたんや」って胸を張れるんや。
間違ったら、後で話のネタにしたらええ
どんなに考えて選んでも、間違うことはある。
でも、オカンは「間違えたってええやん。あとで笑い話にしたらええねん」ってよう言うてた。
失敗した経験も、時間が経てば自分の“ネタ”になる。
人に話せば共感されたり、誰かの役に立ったりすることもある。
転んでも、立ち上がって笑い飛ばせる力が、人生には必要や。
“自分で決めた”ってことが、人生で一番カッコええ
誰かに言われて決めたことより、自分で考えて選んだ道の方が、どんな結果になっても納得できる。
オカンは言うてくれた。
「自分で決めたことやったら、たとえ失敗してもカッコ悪ない。むしろ、それが一番カッコええんやで」って。
自分で選ぶことが、自信にもつながるんや。
正解は、あとから“自分で正解にする”もんや
最初から「これが正解！」なんて分かる人はおらん。
オカンは「選んだ道を正解にするのは、自分自身やで」って教えてくれた。
どんな選択でも、自分が納得して努力すれば、あとから「これでよかった」って思える日が必ず来る。
だから、最初から正解を探すより、自分の選択を信じて進むことが大事や。
誰かの期待より、自分の納得を大事に
周りの目や期待を気にしてしまうこともあるけど、最終的に自分の人生を生きるのは自分自身や。
オカンは言うてた。
「人の期待に応えようと無理せんでええ。自分が納得できる選択をしたら、きっと後悔せえへん」って。
自分の気持ちを大切にすることが、自己肯定感を高める一番の近道やと思う。
明日から、ちょっとだけオカンの言葉を思い出して、自分の選択に自信持ってみてな！
最後に、これだけは伝えたい。
今は“正解がない時代”やからこそ、「自分で決める力」が本当に大事なんやと思う。
オカンがくれた「間違ってても堂々としとき」という言葉は、人生に迷ったときのお守りや。
どっちを選ぶかよりも、「選んだ自分を信じられるか」が一番大切やで。
自分で選んだ道なら、どんな結果でも納得できるし、きっと前に進める。
もし今、迷っている人がいたら、どうか自分の選択を信じてあげてほしい。
間違てもええ、それでも胸を張って歩いていこうや。
迷ったときに背中を押してくれる、オカンのもう一つの言葉が気になる人は、ぜひこっちも読んでみてな。
【人生の正解がわからん夜、オカンが言った「道はあとで名前つけたらええ」って話】
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※本記事は医療・
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