もう限界やのに、まだ「頑張らなあかん」って思ってへん?
「なんでこんなにしんどいのに、もっと頑張らなあかんのやろ」
「休んだらあかん気いする」
「テキトーにやってたら、誰かに責められる気いする」
――そんな風に思ったこと、あるやろ?
実はこれ、20代のあんたに限ったことちゃうねん。
46歳の自分にも、ようある。
そやけどな、そんなときにふっと思い出すのが、
「テキトーくらいがちょうどええで。人生はゆる~く走らな、
しんどい時こそ“がんばらへん”って選択肢も、あってええんや。
今回は、そんな“オカンの金言”から、
テキトーに生きる。それが意外と一番強いんやで
「頑張らんでええ」って言われたとき、不安になる人、多い。
「そんなんでええの?」って思うかもしれへん。
せやけどオカンは、こう言うてた。
「完璧なんか目指したら、死ぬで。
これは、ほんまやと思う。
全力で走り続けたら、どっかでエンジン焼けてまうやろ?
人生もおんなじ。緩急つけなあかんのよ。
「頑張る」って、実は呪いやったりする
「頑張る」って言葉、ええことのように聞こえるんやけど、
特に、真面目な子ほど、自分を追い込みやすいんや。
・熱出しても出勤
・眠れへんのに無理して学校行く
・「自分が我慢したら丸う収まる」って全部背負う
それって、「頑張る」を美徳にしすぎた結果やないんかな?
うちのオカンは、よう言うてたで。
「頑張りすぎる子はな、倒れるまで気ぃつかんのや。
ほんまそれ。
頑張りすぎたら、自分だけやのうて周りも悲しむねん。
うちのオカン、米とぐだけで名言出す人やってん
就職したての自分が家帰ったときや。
「オカン、もう仕事しんどい。ミスって怒られてばっかや、
オカン、黙々と米とぎながら言いよったんや。
「ほんまに、ちょっと失敗したくらいで人生終わるんか? 米でもな、研ぎすぎたら粘っこなって、おいしくなくなるんやで。大事なんは、程よく“テキトー”にやることや。」
その時、心の中で何かがふっと緩んだ気がしたんや。
ああ、完璧やなくてもええんやなって。
失敗して怒られても、ミスしてへこんでも、それで人生が終わるわけちゃう。
むしろ、そんなこと気にせんと、少し肩の力抜いて、”テキトー”でええんやなって思えた瞬間やった。
オカンは、ただ米を研ぎながら、こんな大事なことを教えてくれたんや。
完璧を求めすぎて息が詰まりそうな時、あの言葉が心の中でふっと蘇る。
明日からできる“テキトー上手”のコツ、教えたるわ
頑張らな!って思うクセは、一朝一夕で変わらんかもしれへん。
でもな、ちょっとずつ「楽に生きるコツ」、
まずは「深呼吸」から始めよか
しんどなったら、まず立ち止まって深呼吸。
「息、してる?」って、自分に聞いてみ。
これ、オカンがよぅ言うてた。
「慌ててるときほど、呼吸忘れてんねん。ほんなら、
「ええかげん」は悪口ちゃう。褒め言葉や
「ええかげんな人やな」って、
でもオカンは、
「ええかげん=“ええ塩梅”やで。濃すぎず、薄すぎず。
って、笑うてた。
ちゃんとやらな!と気張るんやなくて、「このくらいでええか~」
それが、ほんまの“賢さ”かもしれんで。
ご褒美、サボり、笑い。全部、あってええんや
・アイス食べる
・ゲームする
・ひと駅分、歩くのやめてカフェ寄る
そんな“小さな楽しみ”、自分にちゃんと許してあげよや。
オカンは言うてた。
「がんばったご褒美は、自分で用意しな、誰もくれへんで」
オカンの“テキトー”は、最強やった
あんたが「頑張らなあかん」って思い詰めてるとき、
ちょっとだけ、オカンの言葉、思い出してみてほしい。
「テキトーでも、ちゃんと生きていける」
「”ええかげん”が、いちばん”ええかげん”」
オカンは、そんな“ゆるくて、でもあったかい”言葉で、
この記事が、誰かのしんどい夜に、そっと寄り添えたら嬉しい。
【免責事項】
本記事は個人的な経験と心の支えになった言葉を共有するものであ
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