しんどい時の心の軽くし方|感謝できない時は不満をぶちまけてええ!オカンの教え

心がラクになる習慣

感謝の気持ちを持ちなさい」――しんどい時ほど、そんな言葉を投げかけられること、ない?

頭では「わかってる」と思っても、心が全然ついてこない夜。頼られることが多くて、職場でも家でも「ちゃんとしなきゃ」と無理して笑顔を作る。気を抜ける時間も場所もなくて、心がすり減っていく。

そんな時に「感謝しなさい」なんて言われても、正直「それ、もう拷問ちゃうか?」って叫びたくなる。「感謝できない自分はダメなんやろか」って、余計に自分を責めてしまう。

でもな、そんな風に感じるあんたは、決して”弱くも””ズルくも”ない。むしろ、毎日ぎりぎりまで踏ん張ってる証拠や。

今日は、そんなあんたにこそ読んでほしい。無理に感謝しなくてええ。ほんの少しでも、心が軽くなるきっかけになれば嬉しい。

しんどい時に“感謝しなさい”って、それ無理やで

しんどい時こそ感謝しなさい」――よく聞く言葉やけど、正直なところ、そんな余裕どこにもないって思わへん?

心がすり減って、もう何も感じられへん夜に、無理やり「ありがとう」なんて口に出すのは、逆に自分を追い詰めてしまうだけや。感謝できない自分を責めて、ますます苦しくなってしまう。

そんな時、オカンがふと言うてくれた。

感謝は後回しでええ。まず、不満ぶちまけとき」って。

最初は「そんなことしてええの?」って戸惑ったけど、その言葉がどん底に沈んでた心を少しずつ救ってくれたんや。

しんどい時は、無理に前向きにならんでええ。無理やり感謝の気持ちを探すよりも、まず今の自分のしんどさや不満を認めてあげることが大事やと思う。

自分の気持ちを押し殺してまで「ありがとう」って言わなくてもええ。まずは「しんどい」「つらい」「もう限界や」って、自分の本音をちゃんと感じてあげてほしい。それができて初めて、少しずつ心に余裕が戻ってくるもんや。

感謝は、心に余裕ができてからで十分。今は、自分の気持ちを大事にしてあげてな。

「感謝せなあかん」って、自分を追い込んでへん?

感謝せなあかん」って、自分で自分を追い込んでへんやろか?

もちろん、感謝の心は大切や。でもな、それが「しんどくても感謝しとかな人としてアカン」って、自分にムチ打つ方向にいってしまったら、逆に心がどんどん苦しくなってまうんや。

人間やもん、不満や愚痴が出るのは当たり前。それを「こんなことで愚痴ったらアカン」「ありがたいと思わな」って無理に抑え込んでしまうと、心の中の感情がどんどん腐っていく。ほんまは「もう限界や!」「しんどい!」って叫んだってええんやで。

まずは、自分の中にたまった不満やしんどさを、しっかり“出す”こと。それができて初めて、心が少し軽くなって、自然と「ありがたいな」って思える瞬間がやってくる。

感謝は「せなあかん」っていう義務やない。心の奥底から、自然に“湧き出すもん”や。無理に感謝しようとせんでええ。まずは自分の気持ちを大事にして、ちゃんと吐き出してあげてな。

そうやって心を整えていけば、きっとまた「ありがとう」って思える日がくるから。

「ありがとう」は心から湧くまで待てばええ

うちのオカンは、昔からほんまに正直で、気ぃつかうとかあんまり知らん人やった。

でもその分、心の芯に触れるようなことを、ふっと言うてくるんよ。

ある日、仕事でしんどいってこぼしたときも、オカンは笑いながらこう言うた。

しんどい時に“ありがたい”なんて無理やろ。まずは『あんなんイヤや!』『あいつムカつく!』って、腹の底のドロドロを出さんと、感謝なんかできるかいな。

その言葉を聞いたとき、正直びっくりした。だって世の中では「まず感謝を持ちなさい」って言う人ばっかりやん?

けど、オカンは真逆のことをサラッって言うてのけた。

その時、改めて気づかされたんよ。感謝には、ちゃんと“順番”があるんやって。しんどい時に無理して「ありがとう」って言おうとせんでええ。まずは自分の中に溜まった不満や怒り、悲しみを、ちゃんと吐き出してええんや。

心の奥底にあるドロドロを認めて、出してあげてからやないと、本当の感謝の気持ちなんて湧いてこん。無理に感謝の言葉を探すより、まずは自分の本音に正直になってみてな。

それが、心を守る一番の近道やと思う。

まずは、自分の心の中のモヤモヤをぜんぶ出す

怒ってええ。泣いてええ。わめいてええ。無理して「大丈夫」なんて言わんでええんや。

自分の中にたまったしんどさや怒り、悲しみを思いっきり出したら、心にちょっとだけ余白が生まれる。その余白ができて初めて、ほんのり「ありがとう」って気持ちが湧いてくるもんや。

オカンは昔からよう言うてた。感謝は“義務”やなくて、“あふれるもん”やで」って。

最初はその意味がよう分からんかったけど、自分がしんどい時に無理して「ありがとう」を言おうとするほど、心が苦しくなっていくのを感じた。けど、思い切って怒ったり、泣いたり、わめいたりしてみたら、不思議と心が少し軽くなって、自然と「ありがたいな」って思える瞬間がやってきた。

それからは、無理して「ありがとう」って言わんようになった。その代わり、本当に心からそう思えたときには、めいっぱい素直に伝えられるようになった。

感謝は、押しつけられるものやなくて、自分の心から自然とあふれ出すもの。だからこそ、その瞬間が本当に大切で、あたたかいんやと思う。

“ありがとう”は、無理に言わんでええ。まず“しんどい”を声に出そ

ありがとう」って、無理に言わんでええ。

しんどいときは、まず「しんどい」って声に出すことから始めてみてほしい。無理に前向きになろうとせんでええし、全部を一気に変えようと頑張らんでも大丈夫や。今日できることを、ほんの少しだけでええからやってみてほしい。

たとえば、深呼吸してみるとか、誰かに「つらいねん」って弱音を吐いてみるとか、自分を責めるのをちょっと休んでみるとか。そんな小さな一歩でも、ちゃんと自分を大切にしてる証やし、その積み重ねが、心の重さを少しずつ軽くしてくれる。

ありがとう」は、心に余裕ができてからで十分や。今は自分のしんどさを認めてあげて、無理せず自分のペースで進んでいけばええ。

誰かと比べる必要もないし、焦らんでええ。あんたが今日できた小さなことは、ちゃんと意味があるし、それだけで十分やからな。大丈夫、あんたのペースで、ゆっくりでええんやで。

自分をいたわることから、また新しい一歩が始まるんやと思う。

そんなふうに心を少しずつ軽くするためのやり方を、ひとつずつ紹介していくからな。一緒にゆっくり進んでいこうや。

声に出して文句を言う

なんでこんなにしんどいんや!」って、心の中だけで思ってること、ない?

でもな、その気持ち、思いきって声に出してみてほしい。誰もおらん場所でええし、枕に顔うずめて叫んでもかまへん。

声に出すことで、自分の中に溜まってたモヤモヤやしんどさが、少しずつ外に出ていくんや。言葉にすることで、気持ちが整理されて、自分でも「こんなに頑張ってたんやな」って気づけたりする。

もし、声に出すのがどうしても難しかったら、ノートやスマホのメモに思いのまま書き出すのもおすすめや。

自分はこんなに頑張ってるのに、なんでうまくいかへんねん!」とか、「もう限界や!」とか、どんな言葉でもええ。とにかく、心にあるものを全部ぶつけてみて。書いてるうちに、自分でも気づいてなかった本音や、隠してた感情が見えてくることもある。

書き終わったあと、きっと少しだけ心が軽くなってるはずや。溜め込んだ感情を外に出すことは、決して悪いことやない。むしろ、自分を守るために大切なことやから、遠慮せんとやってみてな。

自分の気持ちに正直になることが、心を軽くする第一歩やで。

「ほんまムカつくわ!」って言うてみる

怒りや不満を我慢せず、素直に感じたままを表現してみてほしい。

こんなん納得いかへん!」「もう限界や!」って、思いきって声に出してみよう。誰もおらん場所で構わへんし、枕に顔をうずめて叫んでもええ。感情を無理に抑え込むと、心の中にどんどん溜まっていって、気づいたときには自分でもどうしようもないほどしんどくなってしまうこともある。

時には、思いっきり吐き出してええんやで。「こんなこと言うたらあかんかな?」って遠慮する必要はまったくない。自分の本音や弱さ、怒りや悲しみを認めてあげることは、決して悪いことやない。

むしろ、それが自分の心を守るための大切な一歩や。

もし声に出すのが難しかったら、ノートやスマホのメモに書き出すのも効果的や。どんな形でもええから、自分の気持ちを外に出してみて。自分の感情に素直になることで、心の重さが少しずつ軽くなっていくはずや。

自分を責めず、まずは自分の気持ちに正直になってみてな。それが、心を守る第一歩やで。

「しんどい」って言える相手を一人持つ

信頼できる友達や家族、同僚でも誰でもええ。「今日はしんどいわ」「もう無理や」って、素直に言える相手がひとりでもいるだけで、心の重さはまるで違うもんや。

誰かに話すことで、自分の気持ちが少しずつ整理されていくし、「自分だけがこんなにしんどいんちゃうんやな」って、ふっと安心できる瞬間もある。

人に弱音を吐くのは、決して恥ずかしいことやない。むしろ、誰かに頼る勇気を持つことは、自分を大切にするためにとても大事なことや。

もし、身近にそんなふうに話せる人がおらんかったら、このブログには問い合わせフォームもあるから、遠慮せず使ってな。どんな小さなことでもかまへんし、誰かに気持ちを聞いてもらうだけで、心がすっと軽くなることもある。

ひとりで抱え込まず、誰かに頼ってみて。あんたのしんどさや悩みは、決してひとりきりのものやない。誰かと分かち合うことで、少しずつ前に進めるはずやから、どうか無理せず、頼る勇気を持ってみてな。

「怒りや不満は悪くない」って認める

怒りや不満は悪くない」って、まず自分に言い聞かせてみてほしい。

感謝できない自分を責めたり、「こんなことでイライラしたらあかん」って無理に抑え込んだりする必要は、ほんまにないんや。怒りや不満は、誰にでも湧いてくるごく自然な感情。

しんどい時に「ありがとう」なんて無理して言わんでええし、「今はもう無理や」って感じる自分を、どうか否定せんといてほしい。

むしろ、その感情にちゃんと気づいてあげることが、心を守るために大切なプロセスや。無理に前向きになろうとせず、「今はしんどい」「納得いかへん」「腹立つ!」って、素直に感じてOK。それを紙に書き出すでも、声に出すでも、信頼できる人に話すでもええ。

自分の中にあるモヤモヤを外に出すことで、少しずつ心が軽くなっていく。

怒りや不満を感じる自分はダメや」って思い込まず、「それでええんや」って自分を肯定してみて。今の自分を受け入れることが、次の一歩につながるはずや。

今日から、怒りや不満を我慢せず、素直な気持ちを大事にすることを、ぜひ試してみてな。それが、心を守る一番の近道やで。

「自分褒め」をしてみる

不満や怒りを思いきり吐き出した後は、ぜひ「自分褒め」をしてみてほしい。

どんなに小さなことでも、「今日もよう頑張ったな」「ちゃんと我慢できた」「ちゃんとご飯作った」「仕事に行っただけでもえらい!」って、自分に声をかけてあげるんや。

声に出すのが照れくさかったら、心の中でつぶやくだけでも十分。できれば鏡の前で自分に向かって「えらい!」って言ってみるのも効果的やで。

自己肯定感は、誰かに褒めてもらうだけやなく、自分で自分を認めることからも育っていく。毎日がんばってる自分をちゃんと見つめて、「今日もようやったな」と優しく声をかけてあげることで、心に少しずつ余裕が生まれてくる。

どんなに小さなことでも、できたことを見つけて褒めてあげることが大切や。

しんどい時ほど、自分を責めがちやけど、そんな時こそ「自分褒め」を取り入れてみてな。

自分を認めてあげることで、また明日も少しだけ前向きに進める力が湧いてくるはずやで。今日から、ぜひ意識してやってみてな。

まずは不満をぶちまけて心を軽くしよ

しんどい時に「感謝しなさい」って、そら理想やし、頭では分かってる。

でも、現実はそんなキレイごとだけじゃ済まへんこと、あんたもきっと感じてるやろう。毎日ぎりぎりで踏ん張って、心がすり減るような日々の中では、「ありがとう」なんて言葉が出てこない夜もある。それが普通やし、それでええんやと思う。

オカンの言葉は、私にとって「心に正直に生きる方法」そのものやった。「まずは不満ぶちまけたらええ。そこから感謝が湧いてくるねんで」って、何度も言うてくれた。

無理して感謝しようとせんでええ。まずは自分のしんどさや不満を、遠慮なく吐き出してええんや。そうやって自分の本音と向き合うことで、少しずつ心に余裕が生まれて、自然と「ありがたいな」って思える日がやってくる。

せやから、今しんどいあんたにも伝えたい。「感謝より先に、不満でええねん。それが人間や」って。

誰だって弱さや愚痴を抱えて生きてる。あんただけが特別しんどいわけやない。ここに来てくれたこと、自分の気持ちを大事にしようとしてくれたこと、ほんまにありがとう。

あんたはひとりちゃうで。この場所が、少しでも心の支えになれたら嬉しい。

どんな時も、あなたのことを応援してるで。

しんどい時は、無理せず自分に逃げ道を作ってあげることも、ほんまに大事やで。

頑張り続けなあかん」「逃げたら負けや」なんて思い込まず、時には自分を守るために一歩引く勇気も持ってほしい。

もし今、「逃げてもええんやろか…」と悩んでるなら、ぜひ下の記事も読んでみてほしい。

【逃げたらあかん? ちゃうちゃう、オカンは“逃げ道作っとくんがプロ”って言うてた話】

オカンの言葉は、きっとあんたの心に新しい風を吹き込んでくれるはずや。「逃げる=悪」やない。しんどい時こそ、自分を守るための選択肢を持つことが、ほんまの強さやと思う。

気になったら、ぜひ読んでみてな。

 

最後に:オカンからの手紙

しんどい時は、無理して感謝なんてせんでええ。まずは「しんどい」って、素直な気持ちを出してな。あんたは、そのままで十分よう頑張っとる。心が疲れたら、いつでも帰ってきてええんやで。

――オカンより

【免責事項】

※本記事は、筆者の体験と感情に基づいて構成されたものであり、医療的・心理的アドバイスを目的としたものではありません。心身に深い不調を感じた際は、専門の医療機関へご相談ください。

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