しんどい時の心の軽くし方|感謝できない時は不満をぶちまけてええ!オカンの教え

台所で笑顔のオカンに本音をこぼす夕食どきの食卓 心がラクになる習慣

職場でも家でも「ちゃんとせな」って無理して笑顔を作って、気ぃ抜ける時間も場所もない。心がすり減りながらでも、あんたは毎日ほんまようやってんで。

せやけど、そんな時ほど「感謝の気持ちを持ちなさい」っていう言葉が、つらく響いてまうんよな。頭では「わかってる」って思っても、心が全然ついてこーへん。正直「それ、もう拷問ちゃうか?」って叫びたくなる。ほんで「感謝できない自分はダメなんやろか」って、そんな自分をさらに追い込んでまう。

でもな、そんな風に感じるのは、毎日ぎりぎりまで踏ん張ってる証拠や。今日は、そんなあんたにこそ読んでほしい。無理に感謝しなくてええ。ほんの少しでも、心が軽くなるきっかけになれば嬉しい。

先にこれだけ言わせてな。しんどい時は、無理せず自分に逃げ道を作ってあげることも、ほんまに大事やで。「頑張り続けなあかん」「逃げたら負けや」なんて思い込まず、時には自分を守るために一歩引く勇気も持ってほしい。

もし、ひとりで抱えきれへんくらいしんどいんやったら、専門の人に話を聞いてもらうのも立派な逃げ道や。厚生労働省の「こころの耳」では、働く人の悩みを電話やSNSで相談できるからな。

もし今、「逃げてもええんやろか…」と悩んでるなら、先にこっちを読んでみてほしい。
【逃げるのは悪くない!オカン流“逃げ道作り”で人生を楽にする方法】

しんどい時に“感謝しなさい”って、それ無理やで

いつも他人に感謝の気持ちを持ってなあかん」――よう言われる言葉やけど、正直なところ、しんどい時はそんな余裕どこにもないって思わへん?

心がすり減ってる時でも、「ありがとう」って言葉だけなら口に出せる。せやけど、笑顔で、心の底から感謝を込めて言えるかっていうたら、それは別の話や。

口先だけの「ありがとう」を重ねるほど、ほんまの気持ちがついてきてへん自分に気づいて、よけいに自分を追い詰めてまう。感謝できへん自分を責めて、ますます苦しくなってまう。そんな時、オカンがふと言うてくれた。

感謝は後回しでええ。まず、不満ぶちまけとき

最初は「そんなことしてええの?」って戸惑ったけど、その言葉がどん底に沈んでた心を少しずつ救ってくれたんや。

しんどい時は、無理に前向きにならんでええ。言葉に感謝の気持ちがこもってなかってもええやん。しんどい時に「ありがとう」が言えただけで、もう十分なんやで。気持ちがついてきてへんのは、あんたが冷たい人間やからやのうて、心に余裕がないだけのことや。

無理やり感謝の気持ちを探すよりも、まず今の自分の本音を認めてあげることが大事やと思う。心の中では「しんどい」「ムカつく」「なんで自分ばっかり」って思てええ。

たとえ頭では「こんなん自分勝手かもしれん」って分かってても、気持ちのほうは、すぐには追いつかへんもんや。それが人間や。そんな感情を持つ自分を否定せんと、そのまま認めてあげること。それが、自分の心を守るっていうことなんや。

それができて初めて、少しずつ心に余裕が戻ってくるもんや。心からの「ありがとう」は、余裕が戻ってきてからで十分。今は、自分の気持ちを大事にしてあげてな。

「感謝せなあかん」って、自分を追い込んでへん?

しんどい時まで「感謝せなあかん」って、自分で自分を追い込んでへんやろか?「しんどくても感謝しとかな人としてアカン」って自分にムチ打ってたら、余計にしんどならへんか?

ほな、なんで気持ちがついてこーへんのか。それはあんたの性格の問題やのうて、心の仕組みの問題なんや。

感情っていうのは、押さえつけたら消えるもんやのうて、心の中にたまっていくもんや。「感謝できへん自分はアカン」って押さえつけるほど、行き場をなくした不満やしんどさが、心の中でどんどん腐っていく。

ほんで、たまったもんでいっぱいの心には、感謝の入る隙間がない。せやからまず、たまったもんを先に出す。心の中でしっかり“出す”ことができて初めて、少し軽うなって、自然と「ありがたいな」って思える余白が生まれるんや。

感謝は「せなあかん」っていう義務やない。心の奥底から、自然に“湧き出すもん”や。順番が逆なだけなんやで。

職場で怒られてばっかりで、しんどさが積もってる人は、こっちの話も読んでみてな。
【仕事で怒られてばかりで辞めたい夜に|オカンの言葉】

「ありがとう」は心から湧くまで待てばええ

オカンは、昔からほんまに正直で、気ぃつかうとかあんまり知らん人やった。でもその分、心の芯に触れるようなことを、ふっと言うてくるんよ。

ある日、仕事でしんどいってこぼした時も、オカンは笑いながらこう言うた。

しんどい時に“ありがたい”なんて無理やろ。まずは『あんなんイヤや!』『あいつムカつく!』って、腹の底のドロドロを出さんと、感謝なんかできるかいな。

正直びっくりした。世の中では「まず感謝を持ちなさい」って言う人ばっかりやのに、オカンは真逆のことをサラッと言うてのけた。

あいつムカつく」って思てまう自分も、「こんなん自分勝手や」って分かってる自分も、ぜんぶそのままでええ。オカンの言葉は、そう言うてくれてる気がしたんや。

まずは、自分の心の中のモヤモヤをぜんぶ出す

怒ってええ。泣いてええ。わめいてええ。無理して「大丈夫」なんて言わんでええんや。オカンは昔からよう言うてた。

感謝は“義務”やなくて、“あふれるもん”やで

最初はその意味がよう分からんかった。しんどい時ほど「社会人として、最低限これだけは言うとかな」って、無理して「ありがとう」を言うてた。

せやけど、余裕のない心から出た「ありがとう」は、自分でも分かるくらい、きつい言い方になってまうんや。突き放すような、相手を威嚇してるみたいな「ありがとう」。言うた後で「なんであんな言い方になってまうんやろ」って、よけいに後悔して、また自分を責めた。

そんな自分がイヤで、思い切って、心の中で怒って、泣いて、わめいてみたんや。

ほしたらまず、胸のつかえが取れたみたいに、ちょっとすっきりした。正直、その日はそれで終わりや。感謝の気持ちなんか、まだどこにも湧いてこーへんかった。それでええんや。

そうやって本音を出すんを続けてるうちに、心に少しずつ余裕が戻ってきた。ほんである日、ふとした瞬間に「ありがたいな」って、自然に思えてる自分がおったんや。狙って出した感謝やのうて、気がついたら湧いてた、っていう感覚やった。

それからは、気持ちのこもらへん「ありがとう」を言うた日も、自分を責めんようになった。ほんで、ほんまに心からそう思えた時には、めいっぱい素直に伝えられるようになった。

感謝は、押しつけられるもんやのうて、自分の心から自然とあふれ出すもん。せやからこそ、その瞬間がほんまに大切で、あったかいんやと思う。

“ありがとう”は、無理に言わんでええ。まず“しんどい”を出してみよ

しんどいときは、まず「しんどい」って認めることから始めてみてほしい。無理に前向きにならんでええし、全部を一気に変えようと頑張らんでも大丈夫や。

ほんで、ひとつだけ約束してほしいことがある。出す時は、恰好つけんこと。職場で取り繕ってる、あのちゃんとした言葉はもういらん。きれいな言葉やのうて、自分のほんまの言葉で出すんや。心を少しずつ軽くするためのやり方を、ひとつずつ紹介していくからな。一緒にゆっくり進んでいこうや。

1自分の言葉で文句を言う

2「しんどい」って言える相手を一人持つ

3「怒りや不満は悪くない」って認める

4「自分褒め」をしてみる

まず1つ目。「なんでこんなにしんどいんや!」って、心の中だけで思てること、ない?その気持ち、思いきって声に出してみてほしい。誰もおらん場所でええし、枕に顔うずめて叫んでもかまへん。

この時、言葉を選ばんでええ。誰かに見せるもんやないんやから、汚い言葉でも、めちゃくちゃな言い方でもかまへん。「こんなに頑張ってるのに、なんでうまくいかへんねん!」とか、「もう知らんわ!」とか、出てきたままの言葉でぶちまけたらええ。

声に出すのが難しかったら、ノートやスマホのメモに思いのまま書き出すのもおすすめや。書いてるうちに、自分でも気づいてへんかった本音や、隠してた感情が見えてくることもある。

2つ目。信頼できる友達や家族、同僚でも誰でもええ。「今日はしんどいわ」「もう無理や」って、素直に言える相手がひとりでもいるだけで、心の重さはまるで違うもんや。誰かに話すことで、自分の気持ちが少しずつ整理されていくし、「自分だけがこんなにしんどいんちゃうんやな」って、ふっと安心できる瞬間もある。

人に弱音を吐くのは、決して恥ずかしいことやない。もし、身近にそんなふうに話せる人がおらんかったら、このブログには問い合わせフォームもあるから、遠慮せず使うてな。

3つ目。「怒りや不満は悪くない」って、まず自分に言い聞かせてみてほしい。怒りや不満は、誰にでも湧いてくるごく自然な感情や。無理に前向きにならんと、「今はしんどい」「納得いかへん」「腹立つ!」って、素直に感じてええ。「それでええんや」って自分を肯定することが、次の一歩につながるはずや。

そして4つ目。不満や怒りを思いきり吐き出した後は、ぜひ「自分褒め」をしてみてほしい。どんなに小さなことでも、「今日もよう頑張ったな」「ちゃんとご飯作った」「仕事に行っただけでもえらい!」って、自分に声をかけてあげるんや。

声に出すのが照れくさかったら、心の中でつぶやくだけでも十分。できれば鏡の前で自分に向かって「えらい!」って言うてみるのも効果的やで。自己肯定感は、誰かに褒めてもらうだけやのうて、自分で自分を認めることからも育っていく。

ちなみにオカンは、怒った日はさっさと寝る人やった。感情の整え方は、この話も参考になるで。
【感情のコントロール? オカンは“怒ったら寝る”でリセットしとったわって話】

まずは不満をぶちまけて心を軽くしよ

しんどい時に「感謝の気持ちを持ちなさい」って、そら理想やし、頭では分かってる。でも、現実はそんなキレイごとだけでは済まへんこと、あんたもきっと感じてるやろう。毎日ぎりぎりで踏ん張って、心がすり減るような日々の中では、言葉に気持ちがついてこんこともある。それが普通やし、それでええんやと思う。

オカンの言葉は、「心に正直に生きる方法」そのものやった。「まずは不満ぶちまけたらええ。そこから感謝が湧いてくるねんで」って、何度も言うてくれた。

せやから、今しんどいあんたにも伝えたい。「感謝より先に、不満でええねん。それが人間や」って。誰だって弱さや愚痴を抱えて生きてる。あんただけが特別あかんわけやない。

ここに来てくれたこと、自分の気持ちを大事にしようとしてくれたこと、ほんまにありがとう。あんたはひとりちゃうで。この場所が、少しでも心の支えになれたら嬉しい。どんな時も、あんたのことを応援してるで。

どうにもならんくらいしんどい時は、ひとりで抱え込まんと、専門の窓口を頼ることも大事な選択やで。

・厚生労働省 こころの耳(働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト):https://kokoro.mhlw.go.jp/
・厚生労働省 まもろうよ こころ(相談窓口の案内):https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/


しんどい時は、無理して感謝なんてせんでええ。まずは「しんどい」って、素直な気持ちを出してな。あんたは、そのままで十分よう頑張っとる。心が疲れたら、いつでも帰ってきてええんやで。

――オカンより

※本記事は、筆者の体験と感情に基づいて構成されたものであり、医療的・心理的アドバイスを目的としたものではありません。心身に深い不調を感じた際は、専門の医療機関へご相談ください。

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